12月14日(土)に、さざなみタウンにて開催された小学生向け『こほく おしごと たいけん 2024』。つかした建築も、「家造りを体験できる」ブースを出展させていただきました。
ありがたいことに、定員いっぱいの小学生がつかした建築の家づくり体験に参加してくれました。
大工のお仕事体験というと、鋸(ノコギリ)で木材を切ったり、金づちで釘を打ったりというのをイメージされる方が多いかもしれませんが、今回体験してもらったのは、当社で用意した枠組みに断熱材を入れて、断熱材を入れた枠組みに外壁を張り、内壁に塗装をするという作業。
使用したのは、実際につかした建築で使用している素材や材料です。
実はこのイベントでは、ただ子どもたちに大工の仕事を体験してもらうだけでなく、仕事をとおして、家づくりをとおして「地球環境を守る」ということを伝えたい想いがありました。
石油由来の断熱材を使う会社も多いけれど、これは木でできた断熱材であるということ。
同様に、家の内装には石油製品であるビニールクロスを使わず、天然素材である漆喰を使用していること。
外壁に張るのは、長浜で育った本物の木の板であること。
こういう話をしながら、実際の作業をしてもらいました。
この体験をとおして、“家を建てる”ということが“ものづくり”であるということも、子どもたちに実感してもらえたのではないかと思っています。
職人さんをはじめ、いろいろな業種・職種のプロが連携し、協力し合いながら家ができていく。その過程に興味を持ち、建築業を目指す子が出てきてくれたらうれしいですね。
もちろん、大工の仕事に興味を持ってもらえたら何よりですが、それを抜きにしても、今回の体験イベントが子どもたちに地球環境、長浜の自然環境、そして自分たちの未来について考えるきっかけになったらいいなと思っています。