ファッションにトレンドがあるように、家づくりにもトレンドがあります。
今でこそハッと目を惹くようなおしゃれな外観の家も増えましたが、かつてはコスト重視の総2階建てが主流だったこともありましたし、何年か前にはキューブ型や軒のない三角屋根など、インスタ映えを狙ったシンプルモダンが大流行しましたね。
ここ数年は空前の平屋ブームが続いていましたが、最近では“平屋+ロフト”とか“2.5階建て”のような、中間層のある家が新たなトレンドとなっているようです。
インテリアも同じ。
近ごろはボタニカルなデザインがトレンドらしく、アクセントクロスやファブリックにグレーやベージュなどのアースカラーを取り入れた、似たような内装の家をよく見かけます。
しかし、本当にそれでよいのでしょうか?
家は、一度建てたら何十年と住み続けるものです。家具は買い替えればよいけれど、家は簡単に買い換えられるものではありません。
軒のない家で、本当に大丈夫?
どうしても平屋じゃないとだめなの?
カラフルなアクセントクロスだと、すぐに飽きてしまわない?
流行りものには必ず飽きがきます。
もちろん、流行りものがいけないというわけではないのですが、あとになって後悔しないためにも、“時流にのらない選択をする”ということも視野に入れておきたいですね。
家づくりの計画において大切なのは、「永く愛着を持てるか」「いつまでも暮らしたいと思えるか」という視点を持つことです。
インスタやピンタレストで流行りの家を見て「おしゃれだから」「なんとなくかっこいいから」と決めてしまうのではなく、一旦どこかで足を止めて“永く住まう家” について考えてみてください。
つかした建築の家は、トレンドに左右されないタイムレスな家。無駄を省いたシンプルなデザインは、余計なノイズもなく、四季折々の変化や家族の色によく馴染みます。
家づくりをお考えの方は、ぜひご相談ください。
何十年という時間(とき)が過ぎても飽きることのない、見るたびに“美しい”と感じられるような、そんな家をご提案いたします。