伊吹山を望み、季節を感じる家
朝、目を覚ますと窓の先に見える伊吹山。
晴れた日の澄んだ稜線や、冬の雪化粧、山肌の色の変化から、日々の暮らしの中で季節の移ろいを感じられる住まいです。
外観は、黒のガルバリウム鋼板を基調に、玄関まわりへ木の板張りを組み合わせました。無機質な黒と、やわらかな木の表情、周囲に配した植栽が調和し、落ち着きのある佇まいに仕上げています。
室内も黒や深みのある木の色を取り入れ、統一感のある空間に。黒を基調としたキッチンが住まい全体を引き締め、素材の質感が引き立つ、上品で落ち着いた雰囲気をつくります。
リビングの勾配天井には、細やかな格子を設えました。天井の高さと格子の連続したラインが、空間に広がりと奥行きを与えます。間接照明のやわらかな光が木の表情を照らし、昼とは異なる、くつろぎに満ちた時間を演出します。
そして、伊吹山を切り取るように設けた窓。
何気ない日常の中で山を眺め、その日の天気や季節の変化を知る。地域の風景を暮らしの一部として取り込んだ、穏やかで心地よい住まいが完成しました。




